習いごとに関する調査

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これまでの人生の中で何かしらの習い事をしたことがある人は多いと思いますが、その内容は年代間によって違いがあるのか、
また習い事によって継続意向に違いが出るのか調べてみました。

 

 

■経験率は、若年層では「水泳」がトップ、高年層では「書道・習字」「そろばん」が高スコア

全国2,000人の男女のうち、習い事経験者は全体で7割程度。
そのうち、習い事経験種目の上位3位は「書道、習字」「ピアノ、エレクトーン」「学習塾」であるが、年代間の差が大きい種目が目立つ。

20代~40代は「水泳」が約40%で全体平均を上回る。50代~60代は「書道、習字」「そろばん」の経験者が半数程度。
「ピアノ、エレクトーン」は年代間での差が見られず、昔から変わらない定番の習い事のひとつであることがうかがえる。
一方で「学習塾」の経験については20代が全体平均を5%以上下回るのが特徴的。

 

 

 

 

■継続意向の高い習い事は「ゴルフ」「ギター」「英語、英会話」

習い事経験あり上位トップ3(※)種目において、現在も継続して実施している人は軒並み10%を切る。
一方で、経験者は上位ではないものの、「ゴルフ」は継続者および継続・再開意向者が他種目よりも大幅に多いことが特徴。
同様に、「ギター」「英語、英会話」も継続、再開意向が高い。
現在継続している人ベースでの継続年数(ブランク期間除く)はどの種目も10年前後で大きな差は無く、
必ずしも「長く継続していること」が「これからも続けたい」につながらない結果に。
※一過性の強い「学習塾」、「そろばん」はランキングから除く。

 

■「好きであること」「やりがいがあること」は年代間で共通したモチベーション

全体的な継続意向理由の上位3つは「余暇を楽しみたいから」「ストレス発散になるから」「その習い事が好きだから」。
上位項目ほど年代間での差が大きく、トップの「余暇を楽しみたい」は、20~40代と50~60代の間に10ポイント以上の
スコア差がみられる。

一方で「その習い事が好きだから」や、上位5位の「やりがいがあるから」は年代間での大きな差は見られない。

 

 

 

■調査概要
  調査地域     全国
  対象者条件   20-69歳 男女
  標本サイズ    n=2,000
  調査実施時期  2024年4月

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