男性の脱毛に関する実態調査

ライフスタイル

近年、エチケットとの一環として脱毛を行う男性も増え、男性専門脱毛サロンの広告もよく目にするようになってきました。
そのような中で、実態はどうなっているのかあらためて調査してみました。

 

■男性の脱毛経験者は全体の1割程度。年代が下がるにつれて経験率は増加。

男性の大多数は脱毛未経験者という結果に。
ただし、年代別にみると脱毛経験率は年代が下がるにつれて上がり、最も多い20代で16%。
   

 

 

 

■脱毛箇所は「ヒゲ」がトップ。自宅でのセルフ脱毛が人気。

年代問わず、「ヒゲ」が脱毛部位のトップ。
中でも20代は「ヒゲ」以外にも「すね」「ヒゲ以外の顔」「背中~おしり」が全体を5%以上上回り、40代では「わき」も人気。
また、脱毛の手段は、「セルフ脱毛」が最も高く、「脱毛サロンの施術」「医療機関」が続く。
セルフ脱毛は40代で最も多く、40%を占める。年代が下がるにつれ、手段別での実績の差は少なくなっていき、
20代ではセルフ脱毛と施設での施術はほぼ同率になる。
※50代、60代についてはn数過少のため、結果は参考値

 

 

 

 

■脱毛経験者は「清潔感」重視

脱毛理由を人気部位5位で比較すると、「ヒゲ」については「毎日の処理が面倒」が圧倒的に高いが、
ヒゲ以外の部位については「清潔感が欲しいから」がいずれも50%以上でトップ。
また、ヒゲ以外の部位については「ムダな毛が多いから・毛が邪魔だから」「人より毛深いのが気になるから」という意見も多く、
脱毛経験男性における体毛に対する忌避意識の高さがうかがえる。

 

 

 

 

 

■脱毛をしたことがない理由は、時間がないことよりも「お金」と「通うことへのハードル」

脱毛未経験かつ脱毛に興味がある人の未経験理由は、20~40代は「お金がないから」が60~70%、
50代は「通うのが面倒くさいから」が40%でトップ。

時間がないことは全体の2位ではあるが、年代に差は見られない。
「恥ずかしさ」からくる抵抗感は、20~40代と、50代の間に10ポイントの差がある。

※60代についてはn数過少のため、結果は参考値

 

 

 

■調査概要
  調査地域     全国
  対象者条件   20-69歳 男性
  標本サイズ    n=2,000 
  調査実施時期  2024年4月

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