近年、EVの需要が高まり、東南アジアでは特に中国EV車が発売されています。
今回マレーシアで2024年1~6月に新車を購入した方を対象に調査をしました。
■購入のきっかけは「資金」、「プライベートでの必要性」が上位
ガソリン車購入者の約半数が「資金の目途がついた」を挙げ最も多く、「プライベートで車が必要になった」が続く。
ディーゼル車購入のきっかけは、「仕事で必要になった」を半数以上が挙げ、ガソリン車より20ポイント以上高い。
HEV/PHEV購入車は「新しい車が発売された」「購入条件が良かった」「買い得な限定車、特別仕様車が発売された」「前の車では用途に合わなくなった」がガソリン車より10ポイント以上高かった。
※EV購入車についてはn数過少のため、結果は参考値
■ハイブリット車購入理由は「技術」面を意識する傾向
「最新技術だから」「燃費がよい」がTOP2で約7割。
■EV車購入理由は、「環境配慮」や「快適さ」を重視する傾向
※EV購入車についてはn数過少のため、結果は参考値
■車の価値観
ガソリン車購入者では、「メーカーイメージは重要」「リセール価格の高い車を好む」「最新の車を好む」「持ち主のセンスを表す」が9割を越え高い。
ディーゼル車購入者では、「輸入車を好む」「良い投資」の回答がガソリン車を10ポイント以上上回った一方、「マレーシア生産車を好む」「車は単なる交通手段」は10ポイント以上下回り、輸入車の優れた機能を求める傾向にある。
HEV/PHEV購入者では、「持ち主のセンスを表す」「ステータスの象徴」「輸入車を好む」がガソリン車より5ポイント以上高い結果となり、ディーゼル車同様、輸入車を好む傾向にあり、所有する車を自身のステータスとみなす人が多い。
※EV購入車についてはn数過少のため、結果は参考値
■日本車メーカー、マレーシア国産メーカーの人気がうかがえる
「トヨタ」「ホンダ」とTOP2は日本車、「プロデュア」「プロトン」のマレーシア国産車が次いで人気。
避けたいメーカとしては、1割未満ではあるが中国・韓国メーカーを挙げた人が多く、歴史の長い日本メーカーや自国メーカーへの信頼度・愛着が高いことがうかがえる。
■調査概要
調査地域 マレーシア
対象者条件 2024年1‐6月新車購入者
標本サイズ n=1,189
調査実施時期 2024年7-8月